人 新 世 の 資本 論。 『人新世の「資本論」』30万部の斎藤幸平 若き経済思想家の真意:日経クロストレンド

だが、資本主義を止めなければ、歴史が終わる。

私たちに残された時間は少ない。

しかし、「人新世」では資本主義が膨張を繰り返したことで、地球上にフロンティアと呼ばれる未開の地が失われてしまったのです 博士(哲学)
現在の米・英・日らの独占資本家や権力者らのとその策動を「技術開発」による「資本主義の加速主義」と分析しかつ、気候変動危機、およびコロナ危機下の現状を抉り出し、それの解決方向を見出そうとする真摯な努力をされているものと受け止めました 不動産価格の下落は悲劇ではあるけれども、住む場所を確保するために高いお金を払わなくて済むという「別の豊かさ」をもたらす可能性もある
晩年のマルクスの予言通り、資本主義はもたなくなってきた その際たる例が気候変動です
本来クリエイティブだし、楽しいことなんですよね そんな疑問を抱く人は、ぜひ本書を手にとってほしい
このライフスタイルでは、二酸化炭素の排出量がどれほど減るかも怪しいですし、今まで通りの大量消費を続けていくことになるため「脱成長」と相容れません その上でよく整備された公共交通があってもなお自家用車を望む人や、手ごろで良質な公共住宅や賃貸住宅があってもなお持ち家や分譲を望む人は環境に限度を超えた破壊をもたらさない範囲でそうすればいいという話で
【著者紹介】 斎藤幸平 さいとう こうへい 1987年生まれ ありとあらゆるものを商品化していく
博士 哲学 斎藤氏は海外での研究生活が長く、残念ながら日本のについては影響を受けていない(?)かのようです
そのような状況で、これ以上成長をやみくもに追求することは不合理でしかない 専門は経済思想、社会思想
正しい方向を目指すのが肝腎となる 池田信夫「もっと理解するための視点 成長理論で読み解く 富める者がますます富む構造」
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この時代に生きる全ての人が、巨大な財産が益々大きくなっている事に気付いているというのに」と述べている 以前水野和夫や野口悠紀雄は共に、資本主義の終焉が始まったとその著書で言っていた
斎藤さんは、グレダの主張は、「資本主義が経済成長を優先する限りは、気候変動を解決できないというものである 九九%の私たちにとって、欠乏をもたらしているのは、資本主義なのではないか、と
大気には、拡大する経済活動のせいで、二酸化炭素が増え続けています ウォジシェック・コップザック、アリソン・シュレージャー「不平等という幻想:なぜ富裕税は機能しないか」
そういった流れは良くあるものだが、それは労働力の利用を通じてのみ成し遂げられるわけではない それを今日風にいうと「脱成長型のコミュニズムに移行しよう」と読めるんじゃないかと思います
つまり5年に1回車を買い替え、2年ごとにスマートフォンやPCを買い替えるような消費生活を続けることに何の疑問も持たないことです 資本主義を作り直さなければ、まさに庶民階級そのものが危うくなるだろう
150年ほど眠っていたマルクスの思想のまったく新しい面を『発掘』し、展開するつもりだ 新型コロナウイルスが物流や人の流れに乗り、極めて短期間で世界全体に広まっていったように、さらに問題のスケールが大きい気候変動についても同じことが生じている
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